じいちゃんが再婚だったこと。つまり、ばあちゃんは2番目の妻だったこと。
さらに、じいちゃんとばあちゃんは兄妹だったこと
1番目の妻はじいちゃんが戦争に行ったのを見計らって家を出たらしい
戦争から帰ってきたら妻が失踪してて、これじゃ○○家の面目が丸つぶれだ!
ということで、今度は家から失踪しないだろうという理由で
妹(養子)だったばあちゃんと結婚したそう
ばあちゃんはどうしても好きな人(Aさん)がいたのだけど
結婚が決まってからAさんがわざわざ家までやってきて
「お前の結婚が決まったときいた。たしか俺の写真を持っていただろう。ぜんぶ返せ」
と言われて泣く泣くAさんに持っていた写真を返して、じいちゃんと結婚したそうな
じいちゃんとの結婚が死ぬほど嫌だったそうで
結婚してから3年間、夜が来るたびに家を出て朝まで逃げ回っていたらしい
4年目くらいに観念して、その後5子を産んだばあちゃん
ばあちゃんが生前、「あなたは好きな人と結婚するのよ」と
なにげなく言ってた理由がようやく分かった
亡くなる寸前までAさんのことが好きだったのかなぁ
映画化でよろしく
じいちゃんを好きになる確率『永遠にゼロ』
仲睦まじいとすら思ってたから本当衝撃的だった
ただ、ばあちゃんボケてから夜中なにかに追われるように家を出るようになったんだよ
昔、じいちゃんから夜逃げ回ってた記憶よみがえってたのかもなあ。つらいわ
ボケ老人は追われてなくても、追われた記憶が無くても脱走しまくるから
過去の事と結びつけて、余計に切なくなることはないよ
Aさんも想われてるのをわかってて写真を渡してもらいに来たっぽいね
そそ。
ばあちゃんとAさんは同じ集落の人間で、お互い結婚するもんだと思ってたらしい
ばあちゃんの実家が貧乏で身請け?されちゃって、こういう事になったみたいだけど。カナスィ
というより、1回目の結婚で奥さんに出て行かれたってところの方が気になるかな。
じいちゃん自身の問題かどうかはわからないけど、家の体面が一番大事なお家だったのかもね。
1人目には逃げられ、2人目には他の男を思って夜な夜な逃げられって余程変な男だったのか、「家」に振り回された気の毒な男だったのか。
前者だったらばあちゃん気の毒過ぎるけど。
後者なら両者切ないし苦しいね。
>>383
その通りで、うち昔ちょっとした名家だったんだ。今は見る影もないけど
じいちゃんは次男なんだけど長男が別の戦争で亡くなって跡継ぎは次男のじいちゃんに。
1番目の妻は姑に〇〇家に相応しい女になれ、世継ぎは最低〇人産め、って日々プレッシャーが酷かったんだって。
で、じいちゃんが戦争行く時に「もう耐えられません、私じゃつとまりません」ってお手伝いさんに言付けして失踪した、と聞いてる
あとじいちゃん自身はふつーの人だったと思うw
誰かに聞いて欲しかったからちょっとスッキリ。みんなありがと
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